「インクルージョン思考 複数の問題を一気に解決する」 石田 章洋著、大和書房(2016)Review

レビュープラスから献本で、「インクルージョン思考 複数の問題を一気に解決する」 石田 章洋著、大和書房(2016)を頂きました。



目次

 1 アイデアとは、複数の問題を解決するもの

 2 インクルージョン思考への障害

 3 ひらめきを生み出す準備と4つの段階

 4 第1段階 高次の目的を決めて旅立つ

 5 第2段階 目的に従って材料を集める

 6 第3段階 異なる分野の材料をつなげる

 7 第4段階 手放して「ひらめき」とともに帰ってくる

 8 インクルージョン思考を磨く7つの習慣



 インクルージョン思考とは、「複数の問題を一気に解決するアイデア」、つまり、「インクルーシブなアイデア」を作りための思考法のこと。本書では、インクルージョン思考を
1.目的を決める
2.材料を集める
3.材料をつなぐ
4.発想を手放す
の4ステップで行うとしている。
本書の帯にある”あらゆる難問を0.1秒で片づける”は書店で手にして貰うためのアイキャッチの文言で、0.1秒で片付くことはない。

ただ、インクルージョン思考を行って行く上での習慣のアドバイス、好奇心を持ち続けてストックを増やす。メモに日付。インプットは雑食系などを実践して、悩み苦しんでいるとアイデアが降りてくると言ったところか。

内容も簡潔でページ数も201ページと手頃で、一気に読める分量なので、インクルージョン思考に興味のある方にはお勧めです。




著者紹介
石田章洋[いしだあきひろ]
構成作家。日本脚本家連盟員、日本放送協会会員。1963年、岡山県生まれ。テレビ朝日アスク放送作家教室講師、市川森一・藤本義一記念東京作家大学講師。25年にわたり各キー局のバラエティ番組・情報番組・クイズ番組・報道番組など、あらゆるジャンルのテレビ番組の企画・構成を担当。構成を手がけた「世界ふしぎ発見!〜エディ・タウンゼント青コーナーの履歴書」が第45回コロンバス国際フィルム&ビデオ・フェスティバルで優秀作品賞を受賞

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