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ワールドカップが終わって日本サッカーに望むこと

スペインの優勝で、4年に1度のお祭りも終わりを告げた。 サッカー好きにとっては夢のような1ヶ月間だった。 今大会は1ゲームあたりの得点が史上最低という守備的なサッカーが全盛の中、美しいパスサッカーのスペインが優勝したのは画期的だし、日本人とそれほど体格の違わないイニエスタやシャビ、ビジャの活躍はとっても勇気づけられるものであった。 勝つために本大会前にそれまでの戦術を捨て、自陣に退いて守って、守ってボールを奪ったら逆襲という戦術をとり、見事決勝トーナメントに進出したという結果は認めるけど、今回だけにして欲しい。 コレがニッポンのサッカーだというサッカーを目指して欲しい。 スペインのように、美しくて強いサッカーを目指して欲しい。 スペインでさえ優勝までは1934年の初参加から76年もかかっているのだから、日本代表は4大会連続の出場で、1次リーグ突破2回。充分満足できる成績だ。 そりゃ勝って欲しいけど、コレがニッポンのサッカーだという戦い方であれば、たとえ負けても納得ができる。