『挑む力 世界一を獲った富士通の流儀』 Review


わたしが一番初めにさわったコンピュータは富士通のFM-7、その後もデスクトップ型のFM-Vやノート型のBIBLOなど。Macintoshに次いで保有した数の多いコンピューターメーカーで、今回レビュープラス
のレビューアー募集のメールを頂き一も二もなく応募してみました。
挑む力 世界一を獲った富士通の流儀』片瀬京子、田島篤共著 本書は富士通が成し遂げてきた困難なプロジェクトを8つ選び、どのような「思い」を抱き、どのような「意識」を持ち、どのように「行動」したかを。実際にそのプロジェクトを担当したプロジェクトリーダーへの取材に基づき、プロジェクトを成し遂げるためのポイントをひもといている。 


8つのプロジェクト毎に8章で構成されている。

第1章 絶対にNo.1を目指す スーパーコンピューター「京」

第2章 覚悟を決めて立ち向かう 株式売買システム「アローヘッド」

第3章 妄想を構想に変える すばる望遠鏡/アルマ望遠鏡、小惑星探査機「はやぶさ」

第4章 誰よりも速く 復興支援

第5章 人を幸せにするものをつくる 「らくらくホン」

第6章 泥にまみれる 農業クラウド

第7章 仲間の強みを活かす 次世代電子カルテ

第8章 世界を変える志を持つ ブラジル/手のひら静脈認証

各章それぞれのプロジェクトはそれぞれが社会的に重要なプロジェクトであり、製品やサービスからではなく、リーダー達がどのように考え行動したのかに重きを置いているので、同じビジネスマンとして共感を持って読み進むことが出来た。

また、本書に登場するプロジェクトリーダー達は各章のテーマとしてあげた、絶対にNo.1を目指す、覚悟を決めて立ち向かう、妄想を構想に変える、人を幸せにするものをつくる、泥にまみれる、仲間の強みを活かす、世界を変える志を持つ。に基づいて行動することにより、共感・共振・共鳴を生みまわりを巻き込んで事をなすことが出来る。という野中郁次郎先生の解説にも納得。

ビジネスマンであれば此処に登場するリーダー達と同じようなシチュエーションに置かれることはままあること、その時に自分ならどう考え、どう行動するか置き換えて考えながら読んでみると参考になるし、本書を読んでまた一段と富士通が好きになった。



 

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