せいせき・つれづれ

サッカーが好き。ビールが好きなおやじの思ったこと、感じたこと。などなどユルーく書いていきます。

2010年2月16日火曜日

COURRiER Japon(クーリエ・ジャポン) 2010年3月号 Review

R+(レビュープラス)から今月号も献本いただきました。「COURRiER Japon(クーリエ・ジャポン) 2010年3月号」が届きましたので、レビューしたいと思います。

今月号は、堤未果氏責任編集によりオバマ大統領就任から1年ということで、貧困大国(アメリカ)の真実と言うテーマで、アメリカの現状、抱える問題などについて大変中身の濃いレポートとなっている。

堤未果氏のインタビューにあるように、アメリカと日本で同じように起こった政権交代「チェンジ」は終わりではなくスタート地点だと言うこと。
「貧困大国」は海の向こうの話ではなく、日本にとっての合わせ鏡として考え、そこから学ばなければならない。

「貧困大国アメリカの真実」

  • 豊かな国であるはずのアメリカで食料配給券(フードスタンプ)の受給者が1日2万人のペースで増えている。
  • アメリカには日本のように国民皆保険制度にあたるものもなく、4,700万人の無保険者、また保険に加入していても民間保険には規制が緩いことから不測の事態が起きたときに何の助けにならないという医療保険問題。
    ハーバード大学が2005年に全米1700強の破産事例の調査によれば、破産の約半数は医療費問題に起因。さらには破産者の3/4は医療保険加入者という現実。
  • 大学の授業料の高騰、8.5%もの高金利の学資ローン。学生は卒業後には多額のローン返済に苦しめられている。
  • 営利企業が支配する刑務所ビジネス、「保護観察」という名のもとで貧困層から搾取し続けるビジネス

アメリカはソコまで病んでいたのか。というのが率直な感想。ただ、アメリカは偉大なる先輩で常に日本のお手本であったことは確か。堤未果氏のいうように、注意深く政治を見守り学ばなければならない。

他には「世界が見たNIPPON」世界各国の記者の目で見たニッポンの現状のレポートがなかなか面白い。

COURRiER Japon(クーリエ・ジャポン)は、毎号必ず考えさせられるレポートが掲載されとても楽しい。

今月号も、間違いなくお薦めできます。

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2010年1月17日日曜日

COURRiER Japon(クーリエ・ジャポン) 2010年2月号 Review

R+(レビュープラス)から先月号に続いて献本をいただきました。「COURRiER Japon(クーリエ・ジャポン) 2010年2月号」が届きましたので、レビューしたいと思います。

今月号のクーリエ・ジャポンの表紙も凝っています。ぱっと見白地にブルーの文字だけで、ずいぶんシンプルな表紙に見えるのですが、少し斜めにするとデザインされたパワースイッチとWHAT'S NEXT?の文字が現れます。印象的で面白いデザインとなっています。

2010年2月号は次のITライフの特集と言うことで、前半に次に来るであろうITサービスについて、後半には現在ITサービスのリーダーである、Apple、Microsoft、Google、twitterの今後について書かれています。
個人的に気になった記事は、自分の見たい番組を自由に検索し、選択できるテレビ「Hulu(フールー」。クラウド・ゲーミングの「OnLive(オンライブ)」。
どちらもとても先進的で、魅力的なサービス。なによりも今あるサービスの不便な点を根っこから変えてしまい、ユーザーフレンドリーなサービスになっている点。記事を読んでいて早く実現して欲しいと思ってしまいました。

後半の現在ITサービスでの勝ち組企業(Apple、Microsoft、Google、twitter)が次に目指すものといった内容。

最後にtwitter上で有名な5人の方(勝間和代(@kazuyo_k)、津田大介(@tsuda)、佐々木俊尚(@sasakitoshinao)、佐藤尚之(@satonao310)、堀江貴文(@takapon_jp))へ、2015年私たちの生活はどう変わっていますか?という質問をtwitterでやられていますが、twitterをつかうという切り口を否定はしませんが、記事としてはあまりにも薄っぺらになってしまっているように思います。
これだけの方々のご意見を聞くのであれば、きちんと時間をとってインタビューしていただけたら面白い記事になったのではないでしょうか。

わたしが、クーリエ・ジャポンで一番好きなのがWORLD NEWS HEADLINE
面白い記事がてんこ盛り。
個人的に気になった記事は下記の通り。知らなかったり、感心したりで、サブタイトルにクーリエでしか読めない世界各国のストーリーとあるのもうなずける。

07死ぬまで石を投げつけられる”恐怖の死刑”に議論が噴出(INDONESIA)
09メソポタミア湿地帯の枯渇で人を襲う狼が急増(IRAQ)
15「週35時間労働」のツケを払わされるフランス人(FRANCE)
18多産国フランスのケースに学ぶ「有効な少子化対策とは?」(FRANCE)
20アフリカの権力を監視する!戦う携帯電話ジャーナリズム(AFRICA)
21国外逃亡者が後を絶たない”振興ならず者国家”の実態(ERITREA)
23米国に残る現代の”奴隷制”その驚くべき実態とは(USA)

サブ特集の、世界が見たNIPPONも実に面白かった。
特に、日本の隠れた中堅企業は世界シェアを独占し続けるか。
いくつか知っている企業もあったけど、ぇっ!世界シェア9割!?。すごぃ。と言う感じで、自分が知らないだけかもしれないけど、驚いたり、日本ってやっぱりスゴイじゃんとか思ったり、とても興味深く読めました。

クーリエ・ジャポンは、読んでみて実に面白いと感じさせる雑誌。
今月号は知らないことも沢山あって、とても勉強にもなった。今回は頂いたけれど、この内容で680円とは、実にリーズナブル。
先月のレビューに被ってしまうけど、毎号、毎号表紙のクオリティがとても良いので、クーリエ・ジャポンは飾るためだけに買っても決して損のない雑誌だと思う。

今月号は特にオススメです。

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2009年12月17日木曜日

COURRiER Japon(クーリエ・ジャポン) 2010年1月号 レビュー


R+(レビュープラス)から献本で「COURRiER Japon(クーリエ・ジャポン) 2010年1月号」が届きました。

クーリエ・ジャポンは表紙の印象がとても強く、特に創刊号の浮世絵風の小泉さんはインパクトがあり記憶に残っていました。
今回頂いた2010年1月号はベルリンの特集と言うこともあってでしょうが、これまた有名な壁に書かれたブレジネフとホーネッカーの絵をコラージュしたもので、絵柄のせいもありますが強烈なインパクトのある表紙になっています。

・新世紀ベルリン
内容はベルリンに壁ができた理由、壁の崩壊、崩壊後のベルリンの問題、芸術の街としての新生ベルリン等盛りだくさん。
軽めな記事なので、さくっと読める構成になっている。
ドイツが好きという、脳科学者の茂木健一郎氏の寄稿も茂木先生のファンには興味があるのでは。

・世界が見たNIPPON
日本人、日本のマスコミはとかく、外からどう見られるのか気にする傾向がある、それも特に第二次世界大戦の米、英などの白人戦勝国の意向を気にする傾向が強いように思う。
沖縄の米軍基地の問題についても、日本のマスコミは前政権での日米合意を守らないとアメリカが怒るというようなとらえ方で、沖縄県民はどうしたいと思っているのか、沖縄県民が望んでいるのはどういったことなのかといった報道や記事はほとんど見ることができない。
そんな日本のマスコミの記事とは違い、フランスのヘラルド・トリビューン誌の「日米安保見直し」の高まる気運に米国はどう対処するべきかと言う記事はとても興味深く読めた。
日本にも米、英の顔色を見てこびへつらった記事を書くだけではなく、対等の立場できちんと意見を主張できるマスコミが現れて欲しいと思う。
などと、記事の内容ではなく別の意味で考えさせられた。

最後に、クーリエ・ジャポンってどんな本とひとことで言えば、国際ニュースのセレクトショップと自ら謳っているとおりで、情報のセレクトショップそのもの、世界中の情報から編集者の感性でセレクトした情報をまとめた雑誌といえる。
日本の雑誌には必ず出てくるセミヌードの写真などもなく、軽くさらっと読める記事で、優良な情報誌のありかたを示している雑誌であると思う。

それに、表紙のクオリティがとても良いので、クーリエ・ジャポンは飾るためだけに毎号買っても決して損のない雑誌だと思う。

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